
習うより慣れろ──やってみて初めて見えてくる
今日はいつものような政治の話ではなく、
自分の考える「処世術」みたいな話をしてみたい。
少しくだけたテーマだけれど、大事なことだと思っている。
昔から自分が一番大切にしてきたのは、
**「習うより慣れろ」**という姿勢だ。
どれだけ頭で理解しても、実際にやってみないことには身につかない。
これはもう、何度も自分で経験してきたことだ。
私は天才型ではない。
勉強が得意だったわけでもない。
だからこそ、
現場に足を運び、自分の目で見て、耳で聞いて、手で触れて、五感で感じることを大事にしてきた。
議員として活動するようになってからも、それは変わっていない。
現場を見ないと分からないことがある。
人の表情、空気の流れ、紙には載らない違和感。
そういうものを感じ取れるかどうかが、すごく大切だと思っている。
これは政治に限らない。
社会人になったばかりの頃、
最初の職場で右も左も分からず、電話応対すらおぼつかなかった。
敬語もぎこちなくて、毎日が手探り。
でも、3ヶ月もすれば何とか形になってきて、半年経てば少し余裕も出てくる。
つまり、
**人間は「やってみて初めて分かる」**のだ。
動いた先に慣れがあり、慣れの中に成長がある。
会社員時代、「年上の後輩」と一緒に仕事をすることもあった。
年齢は自分より上でも、入社は後。
そんな人たちの中に、驚くほど吸収の早い人がいた。
彼らに共通していたのは──
- 分からないことをすぐに聞く
- まずやってみる
- 自分のやり方を見つける
という姿勢だった。
彼らは、物事のツボを見つけるのが早い。
「これは良い」「これは不要」と、瞬時に判断できる。
その判断があるから迷わないし、自然な自信がにじみ出る。
完璧を目指すより、まず動くこと。
失敗しながらでも、
動いた先にしか見えないものがある。
政治の現場も、まったく同じだ。
議会の中だけでは分からないことが、街を歩けば見えてくる。
話してみないと分からない人の声がある。
動いてみるからこそ、
実感として語れる言葉が出てくる。
これからも私は、
**「習うより慣れろ」**の精神で、地に足をつけて進んでいきたい。
動けば、見える景色がある。
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