
「文化マルクス主義とポリコレの正体 ~言葉狩りの裏に潜むもの~」
はじめに
近年、「ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)」という言葉を耳にする機会が増えました。
差別をなくし、すべての人を尊重する…素晴らしい理念のように聞こえますが、実はこの運動の背後には、社会の秩序を静かに壊していこうとする「文化マルクス主義」という思想が隠れています。
この記事では、難しい専門用語を使わず、わかりやすくこの問題の正体に迫ります。
1. ポリコレとは何か?
ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)は、
「差別や偏見のない言葉や態度を心がけましょう」という運動です。
たとえば、体型について侮辱的な言葉を使わない、人種や性別に配慮した言葉を選ぶ、などがこれにあたります。
一見、正しいことのように思えます。
しかし現実には、「言葉狩り」「表現の自由の制限」「過剰な自己検閲」といった問題も起きています。
2. 文化マルクス主義とは?
「文化マルクス主義」とは、
暴力で革命を起こせなかった共産主義者たちが、教育・メディア・文化を使って社会を内部から変えようとする思想運動です。
もともとのマルクス主義は、「金持ち vs 貧乏人」の戦いを煽り、暴力革命で国家を倒そうとしました。
しかし、先進国では生活水準が上がり、革命は起きなかった。
そこで彼らは戦略を変え、
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「男 vs 女」
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「白人 vs 有色人種」
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「ストレート(異性愛者)vs LGBT」
といった新しい対立を作り出し、社会の団結を壊す方法に切り替えました。
これが文化マルクス主義です。
3. どうやって広がったのか?
手段は「教育」と「メディア」です。
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子供たちに「あなたは差別されている」「社会はあなたを抑圧している」と教え込む
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マスメディアで「マイノリティは常に正義」「多数派は常に悪」というイメージを植え付ける
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ポリコレを利用して、意見を言う自由そのものを縛る
結果、社会全体が「正しさ」という名の圧力に支配され、
異論を唱えただけで「差別主義者」「悪人」と攻撃されるようになりました。
4. 日本でも進行中
日本でもこの流れは進んでいます。
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教科書にLGBTやジェンダーの思想を刷り込む
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夫婦別姓を「差別反対」の名目で推進
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環境問題(地球温暖化)も、実は「先進国が悪」というストーリー作りに使われている
気付かないうちに、価値観がじわじわと書き換えられているのです。
5. 大切なのは「知ること」
ポリコレや文化マルクス主義に「賛成・反対」どちらでもかまいません。
大切なのは、「こういう思想が背後にある」と知った上で、自分の意見を持つことです。
知らないままだと、気付かないうちに誰かの思考誘導に乗せられてしまいます。
おわりに
社会には本当に差別をなくすべき場面もあります。
しかし「正義」をかざして、他人の自由を縛ったり、社会そのものを壊そうとする動きには、注意が必要です。
大切なのは、自分で考え、自分で選ぶこと。
このブログが、あなたが情報を見抜く力を育てる一助になれば幸いです。
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