
歴史ってこんなに面白かったんだ!
〜神風だけじゃない、元寇(げんこう)の話〜
■ 中学時代、元寇を習った時は…
みなさん、「元寇」って覚えていますか?
中学校の歴史の授業で出てきた、あのモンゴル帝国が日本に攻めてきた出来事です。
当時の僕は、先生からこう教わりました。
モンゴルはめちゃくちゃ強かった。
日本は小さくて弱かったけど、神風(台風)が吹いて助かった。
だからなんとか勝てたんだよ。
正直、「え?そんな理由?」と少し拍子抜けしたのを覚えています。
なんだか情けない印象さえありました。
■ 大人になって知った「本当の元寇」
しかし、大人になって改めて学び直してみると、話は全然違っていました。
え、実際はガチで戦ってたの!?
神風だけじゃなくて、武士たちが命がけで迎え撃ってたの?
そうなんです。
元寇では、日本の鎌倉武士たちが命を懸けて元軍と必死に戦ったんです。
博多湾沿いには「防塁(ぼうるい)」という大きな石の壁まで築き、元軍を迎え撃ちました。
しかも、武器も工夫されていて、鎌倉武士の弓は元軍よりも射程が長く、1回目の襲来ではこれが大きな武器になりました。
■ 2回目の襲来はさらに過酷だった
しかも2回目はもっとすごかった!
そう、2回目の元軍は14万人もの大軍。
ですが、武士たちはあきらめず戦い抜き、そこに台風(神風)が重なり、元軍は撤退を余儀なくされたのです。
もちろん、海戦に不慣れだった元軍に対し、日本側に有利な点もありました。
しかし、何よりも武士たちの「我が国を守る」という覚悟こそが勝因だったのは間違いありません。
■ 命を懸けるのが当たり前の時代
さらに驚いたのは、この鎌倉時代に切腹という文化が生まれていたことです。
命を懸ける覚悟が当たり前だった時代。
今とはまったく価値観が違う世界だったんですね。
■ こういう武勇伝、男はやっぱり好きなんです(笑)
……まあ、こういう話って、正直、女性からすると
「なんでそんな命がけの話に熱くなるの?」
と思われるかもしれません(笑)。
でも、男ってやっぱりこういう命を懸けた武勇伝に弱いんですよ。
いくつになっても、こういう話になると自然と心が熱くなってしまうものです。
■ まとめ 〜歴史はもっと誇りを持って学びたい〜
こうして元寇の本当の姿を知ると、歴史の面白さだけでなく、私たちが学んできた歴史が少し偏っていたのかもしれないと気付かされます。
今、世界中で「自分の国に誇りを持とう」という動きが広がっています。
一方で、文化マルクス主義のように、国家や伝統を否定しようとする考えも存在します。
だからこそ、本当の歴史に目を向け、健全な愛国心を育てることが今の時代には大切なのではないでしょうか。
歴史の学びを通じて、改めて日本に生まれたことに誇りを持つ。
それこそが、これからの世代に伝えていきたい姿勢だと思います。