
「林原めぐみさんのブログ炎上」から見えた、“日本人ファースト”の広がり
こんにちは、渋谷区議会議員の矢野けいたです。
2025年6月8日、声優・歌手として多くの人に親しまれている林原めぐみさんが投稿したブログが、大きな反響を呼びました。
内容はというと、「日本の学生にこそ税金を使ってほしい」とか、「訪日外国人のマナーの悪さが気になる」といった、極めて率直で素朴な思いが綴られたものでした。
林原さんは、特定の政治的立場を持って発信している人ではありません。
どちらかといえば、政治に強い関心があるようには見えない、ごく普通の“生活者の目線”で書かれた内容だったと思います。
ところが、このブログが炎上してしまった。
理由は、「排外主義だ」「差別的だ」という声が一部から上がったこと。
けれど、それ以上に印象的だったのは、コメント欄やSNS上で見られた“肯定的な声”の多さでした。
林原めぐみさんのブログ👇
興味がない、わからない、知らない | 林原めぐみオフィシャルブログ Powered by Ameba
■「本音を言ってくれてありがとう」という反応が多数
「本当はみんな、思ってたよね」
「でも空気が怖くて、言えなかっただけだよね」
林原さんのブログに対して、そんな共感の声があふれていました。
これは、右とか左とかいう枠組みではありません。
「政治的にどうか」ではなく、「普通の人の普通の感覚」として、多くの人に響いたのだと思います。
つまり、“政治じゃなくて実感”が共感を生んだ。
それが、今回の反響の本質ではないでしょうか。
■この一年で、空気が変わった
実は私は、毎年「ユースプロジェクト」という、学生と政治家が対話する場に参加しています。
そこで2024年と2025年の学生の雰囲気を比べてみると──明らかに変化がありました。
2024年の時点では、どちらかというと「多様性」「多文化共生」「誰も排除しない社会を」…といった、グローバルでリベラルな価値観が主流だった印象でした。
でも、2025年になってからは違ったのです。
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「日本の文化をもっと大事にしたい」
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「何でもかんでも外国から取り入れるのは違う」
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「過度な移民受け入れには慎重であるべき」
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「国土や資本を守ることが大事だ」
そんな言葉が、学生の口から次々と出てきた。
これには正直、驚きました。
そして、同時にとても希望を感じました。
URL👇
■「何が変わったのか?」を検証する必要はあるけれど…
この一年で、私たちの社会の“空気”が、確実に変わり始めている。
私はそう実感しています。
その背景には、国際情勢の変化もあるでしょうし、生活の中で感じる違和感の蓄積もあるでしょう。
教育やメディアの影響、コロナ後の価値観の変化──さまざまな要素が絡んでいるとは思います。
でも、何よりも大きかったのは、
**「やっぱり日本は日本らしくあってほしい」**という、静かで強い国民の願いだったのではないでしょうか。
■だから“日本人ファースト”が響いた
今回の選挙で、参政党の掲げた「日本人ファースト」が多くの共感を得られた背景には、
こうした価値観の変化があります。
誰かを排除したいわけじゃない。
でも、日本で生まれ育ち、税金を納め、地域を支えている人たちが、大事にされる社会であってほしい。
それって、当たり前の願いですよね?
林原めぐみさんのブログは、まさにその「当たり前の感覚」を、真正面から表現してくれたと思います。
そしてその言葉に、これだけ多くの人が「ホッとした」と感じたことが、今の時代の空気を如実に示しているのではないでしょうか。
■無関心から抜け出す時が来ている
林原さんは最後に、「興味がない」「わからない」「知らない」で済ませることの危うさを語っていました。
そして、「まずは選挙に行こう」と呼びかけていました。
まったく同感です。
私たちは今、
“声をあげた者が叩かれる社会”から、
“本音を語れる社会”へと、少しずつ歩み始めています。
その流れを止めず、もっと多くの人が政治を「他人事」ではなく「自分の言葉」で語れるように。
私はこれからも、静かに、そして確かに、声を上げていきたいと思います。
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